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オークリンは、[アストラメディケン(株)とアダプトゲン製薬(株)との共同開発]により、塩化ベンザルコニウムと添加剤を組み合わせ、通常の微生物が発育不可能な強いアルカリ性(pH12.5)を示す、厚生労働省認可の医薬部外品(外皮消毒剤)です。多くのウイルス・細菌の殺菌・抗菌機能など多くの機能を有しています。人体に刺激がなく,環境問題を引き起こさないことも大きな特徴です。


塩化ベンザルコニウムと添加剤を原料とするオークリンは,強アルカリ性(pH=12.5)です.

大 腸 菌

大腸菌に対する殺菌機能を調べるため、大腸菌培養液に、オークリン(pH=12.5)水溶液を加えて生菌率を測定しました。この水溶液を加えると、1分以内で生存率がほぼ0となり、強い殺菌作用を示しました

オークリンの場合は菌は溶菌せず、菌にピットが観察され、また細胞の変形や収縮した様相が観察されます。このことから菌が局部的にアタックされ、細胞内物質が漏出し死滅したものと考えられます。 



大腸菌,緑膿菌,黄色ブドウ球菌

実験に際し,適量秤量後,滅菌生理食塩水(生食水)に 0.15%として浮遊させ,よく撹拌後,生理食塩水で希釈した.
1)供試菌株
大腸菌(ATCC3630),緑膿菌 (ATCC28853),黄色ブドウ球菌 (ATCC25923)を用い,液体培地(Muller-Hinton broth;MHB、Difco)にて一晩培養し,新鮮培養菌液として用いた.
2)経時的殺菌作用の検討
適宜希釈した試薬液に,新鮮培養菌液を1/10量加え,よく撹拌後 37℃恒温槽に入れた.この時を,接触0時間とした.その後経時的に,菌液の一部を採取し,滅菌生食水で適宜希釈後,その50μlをコンラッジ棒で MHB寒天培地に塗布し培養した.対照として試薬の代わりに滅菌生理食塩水を用いた.1実験区に2枚の寒天平板を用い,翌日出現したコロニー数の平均値を生残菌数(CFU/ml)とし,最終的には実験群の生残菌数/対照群の生残菌数×100により生残率(%)として表現した.
本実験では強アルカリ性の水溶液中(オークリン)では,大腸菌は2分,黄色ブドウ球菌は1時間で死滅した.


殺インフルエンザウイルス作用

1)供試インフルエンザウイルス株と細胞A型インフルエンザウイルス PR/8/34(A型PR8)(ソ連型)株および B型 Singapore/222(B型 Sing)株の感染漿尿液を適宜滅菌生食水で希釈しウイルス液として用いた.
ウイルス増殖細胞としてイヌ腎由来 MardinDarby caninekidney(MDCK)細胞を,8%ウシ胎仔血清(56℃、30分非働化済)加 Eagle's minimum essentialmedium(MEM)で培養し用いた.ウイルス数は,2枚のシャーレを用いたMDCK細胞を用いたプラック法で調べた.
 2)殺インフルエンザウイルスの経時的検討室温にて,適宜希釈した試薬に,ウイルス液を1/10量加えた.この時を,接触0時間とした.その後,経時的に採取したウイルス液の生残ウイルス量をプラック法で算定,殺菌作用と同様にして生残率を求めた.
 3)インフルエンザウイルスの赤血球凝集価の測定
f-HSSP懸濁液に A型 PR8株ウイルス液を1/10量加え,37℃で 30分放置後,常法に従いマイクロプレート法で赤血球凝集(hemagglutination:HA)価を求めた.


オークリン・アルコール・次亜塩素酸水 比較表

オークリン、アルコール、次亜塩素酸水の生存率の比較グラフ

大腸菌の場合、オークリンと次亜塩素酸水を比較すると、オークリンはより早く生菌率を0に近づけます。
黄色ブドウ球菌の場合は、次亜塩素酸水の方が2分までの即効性は高いですが、5分での殺菌・殺ウイルス率は上回ってます。


「オークリン」パッチテスト
24時間連続貼付 (株) SOUKIN

強アルカリ性水溶液は皮膚への刺激性が強く、人体へ有害であることが認知されていますが、強いアルカリ性の殺菌・殺ウイルス液の研究の歴史は古く、我が国でも20年以上前から研究開発が行われてきました。

オークリンの特異性

[医薬部外品(外皮消毒剤)]
オークリンは、2023年10月に厚生労働省から認められた医薬部外品です。市場にはさまざまな除菌剤がありますが、それよりも安全性・効果について評価されています。

[塩化ベンザルコニウム]
オークリンの有効成分は日局塩化ベンザルコニウム です。塩化ベンザルコニウムは医療現場や日常生活で使用される、安全性の高いものです。非常に少量で効果を発揮し、カビや細菌などを引き寄せて変質させる働きがあります。

[強アルカリ性]
オークリンはアルカリpH値が pH11.5〜12.5 と、他のアルカリ製剤より高い値を示します。より強力なアルカリ性により、多くのウイルス・細菌に効果を発揮し、生菌率を速やかに下げることに繋がります。

[皮膚刺激]
オークリンは(株)SOUKENで24時間閉塞パッチテストをクリアしており、皮膚刺激0.0の安全品と認定され、皮膚刺激性の低さを実現させました。
[保管・在庫管理の利点]
エタノールと違い、発火性がないため、在庫管理の危険性がありません


■販売名:オークリン   ■ 有効成分:ベンザルコニウム塩化物   ■効能・効果:手指・皮膚の洗浄・消毒   ■用法及び用量:適量をそのまま手指・皮膚に塗布または塗擦する

<用法及び用量に関連する注意> (1)用法・用量を厳守すること。(2)本剤は希釈せず、原液のまま使用すること。(3)小児に使用させる場合には、保護者の指導監督のもとに使用させること。(4)目に入らないように注意すること。万一、目に入った場合には、すぐに水またはぬるま湯で洗うこと。なお、症状が重い場合には、眼科医の診療を受けること。(6)外用にのみ使用すること。(6)血液や汚物等が付着している場合には、石けんで洗浄後、水分を除去してから使用すること。


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